病院で亡くなった場合の手続きと葬儀の流れ【初めての方必見】

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こんにちは、終活ブロガーのケンジです。今回は、病院で亡くなった場合の手続きと葬儀の流れについてご紹介します。

病院で亡くなる方が増えている現代では、遺族はさまざまな手続きや準備を行わなければなりません。しかし、何をどうすればよいのかわからずに困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、病院で亡くなった場合の手続きと葬儀の流れを初めての方にもわかりやすく説明していきたいと思います。

病院で亡くなった場合、遺体を安置する場所はどこに決めるべきか?

病院で最期を迎えた方の遺族は、さまざまな手続きや手配を行わなければなりません。その中でも、遺体を安置する場所の選択は重要なポイントです。遺体の安置先によって、葬儀の準備や費用、故人とのお別れの仕方などが変わってきます。では、具体的にどんな選択肢があるのでしょうか。

一般的には、以下の3つが主な選択肢となります。

– 病院の霊安室
– 葬儀会館や斎場の安置室
– 自宅

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

病院の霊安室

病院には霊安室と呼ばれる遺体を一時的に安置する部屋があります。霊安室は故人と遺族が最後の別れを告げるための空間です。霊安室を利用するメリットは、以下のようなものがあります。

– 遺体を移動させる必要がないため、時間や費用がかからない。
– 病院スタッフがエンゼルケア(遺体の清拭や着替え)やドライアイス(遺体の冷却)などを行ってくれる。
– 病院内であれば、医師や看護師などに感謝の気持ちを伝えやすい。

一方で、霊安室には以下のようなデメリットもあります。

– 霊安室は他の故人と共有する場合が多く、プライバシーが確保されない。
– 霊安室には時間制限があり、長時間利用できない場合が多い。
– 霊安室は簡素な作りであり、故人とゆっくりお別れする雰囲気が作りにくい。

葬儀会館や斎場の安置室

葬儀会館や斎場には専用の安置室があります。安置室は故人と遺族だけで利用できる個室です。安置室を利用するメリットは、以下のようなものがあります。

– 故人と遺族だけでプライベートな空間を確保できる。
– 安置室は清潔で快適な作りであり、故人とゆっくりお別れする雰囲気が作りやすい。
– 葬儀会館や斎場は葬儀の場所としても利用できるため、移動の手間や費用が省ける。

一方で、安置室には以下のようなデメリットもあります。

– 遺体を病院から搬送する必要があり、時間や費用がかかる。
– 安置室の利用料が発生する場合がある。
– 葬儀会館や斎場は予約が必要であり、希望の日時や場所が取れない場合がある。

自宅

自宅に遺体を搬送して安置することも可能です。自宅での安置は故人と遺族が最も親しんだ場所でお別れすることができます。自宅での安置のメリットは、以下のようなものがあります。

– 故人と遺族だけでなく、親戚や友人なども気軽に訪れてお別れすることができる。
– 故人の思い出や趣味などを取り入れたお別れの仕方ができる。
– 自宅は故人と遺族にとって最も落ち着く場所である。

一方で、自宅での安置には以下のようなデメリットもあります。

– 遺体を病院から搬送する必要があり、時間や費用がかかる。
– 自宅に適した安置スペースがない場合がある。
– 遺体のケアやドライアイスの補充などを遺族自身で行わなければならない場合がある。

以上のように、遺体を安置する場所にはそれぞれメリットとデメリットがあります。選択する際には、以下のようなポイントを考慮しましょう。

– 故人の意思や遺族の希望は何か?
– 葬儀までにどれくらいの時間が必要か?
– 葬儀の規模や形式はどうするか?
– 葬儀にかけられる予算はどれくらいか?

遺体を安置する場所は故人と遺族にとって大切な空間です。後悔しないように、慎重に決めていきましょう。

病院で亡くなった場合、遺族がやるべき手続きとは?

病院で最期を迎えた方の遺族は、さまざまな手続きや準備に追われます。その中でも、葬儀社に依頼する前にやるべきことがあります。ここでは、そのポイントをご紹介します。

1. 死亡診断書の受け取り

病院で死亡が確認されると、医師が死亡診断書を作成します。この死亡診断書は、火葬許可証戸籍謄本などの必要書類を取得する際に必要です。また、葬儀社に依頼する際にも提示する必要があります。死亡診断書は、病院の窓口で遺族が受け取ります。受け取り時には、身分証明書や印鑑が必要です。

また、死亡診断書を受け取ってから7日以内に亡くなった場所、亡くなった人の本籍地、届け出をする人の住所地のうち、いずれかの市区町村役場に届け出をして死亡届の手続きをしてください。

2. 遺体の搬送先の決定

病院では、遺体を霊安室に安置しますが、利用できる時間は限られています。そのため、遺体を搬送する先を決める必要があります。

搬送先の候補としては、自宅や斎場などがあります。自宅へ搬送する場合は、故人の最期の姿を見送ることができますが、スペースや衛生面などの問題があります。

斎場へ搬送する場合は、安置室や設備が整っていますが、利用料金がかかります。遺族の希望や故人の意思に沿って決めましょう。

3. 葬儀社の選定

遺体の搬送や葬儀・告別式の準備は、葬儀社に依頼することが一般的です。葬儀社は、インターネットや電話帳などで探すことができます。

また、病院から紹介されることもありますが、必ずしも利用しなければならないわけではありません(断ってもかまいません)。

葬儀社を選ぶ際は、料金やサービス内容、信頼性などを比較検討しましょう。

4. 退院手続き

遺体を搬送する前に、退院手続きを行わなければなりません。退院手続きでは、入院費用や医療費の支払いや領収書の受け取り、保険証やカルテの返却などを行います。

また、病院から借りたものやお世話になったものがあれば、返却やお礼をしましょう。

5. 遺品の整理

病院で亡くなった場合、故人の遺品は病室やロッカーなどに残されています。遺品は、遺族が持ち帰るか、病院に預けることができます。

預ける場合は、後日受け取りに行くか、郵送で送ってもらうことができます。遺品の整理は、故人の思い出や感情が詰まったものなので、慎重に行いましょう。

以上が、病院で亡くなった場合、葬儀社に依頼する前にやるべきことです。病院での手続きや準備は、慌ただしくなりがちですが、故人を送り出すために必要なことです。遺族の方々は、冷静に対応しましょう。

病院で亡くなった場合、葬儀社選びのポイントは?

病院で最期を迎えた方の遺族は、故人の遺体を搬送するために葬儀社を選ばなければなりません。

しかし、急なことでどこに依頼すればよいかわからない方も多いでしょう。

病院から紹介される葬儀社に頼むべきか、自分で探すべきか、またどんな基準で選ぶべきか、迷ってしまうかもしれません。

ここでは病院で亡くなった場合の葬儀社選びのポイントをご紹介します。後悔しない葬儀を行うためにも、以下の3つのポイントを参考にしてください。

1. 病院から紹介された葬儀社は断っても大丈夫

病院では、臨終後にすぐに遺体を搬送するように求められることが多いです。

その際、病院から葬儀社を紹介されることがありますが、これは必ずしも利用しなければならないわけではありません。

病院から紹介された葬儀社は、病院と提携している場合が多く、その分手数料が高くなっている可能性があります。また、自分の希望や予算に合わない場合もあります。

病院から紹介された葬儀社は断っても失礼に当たりません。自分で葬儀社を探すか、インターネットや電話で複数の葬儀社から見積もりを取って比較することをおすすめします。

2.  葬儀社の対応や評判をチェックする

葬儀社選びでは、費用だけでなく、対応や評判も重要な判断基準です。

葬儀社の担当者は、遺族の気持ちに寄り添って相談に乗ってくれるか、細かい要望に応えてくれるか、迅速かつ丁寧に対応してくれるかなど、チェックすべきポイントがあります。

葬儀社の対応や評判をチェックする方法としては、以下のようなものがあります。

– 電話やメールでの問い合わせや見積もり依頼時の対応を見る
– インターネットや口コミサイトでの評判やレビューを見る
– 知人や友人などからの紹介や体験談を聞く
– 実際に会って打ち合わせをしてみる

3. 葬儀の規模や形式に合わせて選ぶ

葬儀社には、大規模な一般葬から小規模な家族葬まで幅広く対応できるところもあれば、特定の規模や形式に特化しているところもあります。

自分が希望する葬儀の規模や形式に合わせて、得意分野や実績のある葬儀社を選ぶことが大切です。

例えば、家族だけで静かに送りたい場合は、家族葬専門の葬儀社や小さなお葬式.com などを利用すると良いでしょう。

逆に、多くの人に参列してもらいたい場合は、一般葬に対応できる葬儀社やいい葬儀 などを利用すると良いでしょう。

4. 葬儀社は事前見積もりや打ち合わせをしっかり行う

葬儀社を決めたら、事前見積もりや打ち合わせをしっかり行いましょう。

事前見積もりでは、葬儀の内容や費用の内訳を明確にしてもらいます。

また、打ち合わせでは、葬儀の流れや式場の手配、遺影写真や弔電の準備などを確認します。

事前見積もりや打ち合わせをしっかり行うことで、後から追加料金が発生したり、トラブルが起きたりするリスクを減らすことができます。

葬儀社に見積もりを依頼する際は、以下の点に注意しましょう。

– 見積もりは書面で提示してもらう
– 見積もりには消費税や施設利用料などの全ての費用が含まれているか確認する
– 見積もりには必要なサービスだけが含まれているか確認する
– 見積もりにはキャンセル料や変更料などの条件が記載されているか確認する
– 見積もりは複数の葬儀社から取って比較する

以上が、病院で亡くなった場合の葬儀社選びのポイントです。病院から紹介された葬儀社は断っても大丈夫で、インターネットや口コミで比較して自分で探すことがおすすめです。また、葬儀社は事前見積もりや打ち合わせをしっかり行って、後悔しない葬儀を行いましょう。

病院で亡くなった場合、葬儀費用はどのように支払うべきか?

病院で最期を迎えた方の遺族は、さまざまな手続きや手配を行わなければなりません。

その中でも、葬儀費用は大きな負担となることが多いでしょう。

では、病院で亡くなった場合、葬儀費用はどのように支払うべきなのでしょうか。

まず、葬儀費用は一般的には 「遺族が負担」 することになります。しかし、故人が生前に葬儀費用を準備していた場合や、遺言書で指定していた場合は、その指示に従って支払います。

また、故人が加入していた 「生命保険や終身保険」からも葬儀費用を支払ってもらえる場合があります。その際は、保険会社に連絡して必要な書類を提出する必要があります。

どのパターンでも、葬儀社と契約する際に 見積もり書 をもらっておくことが重要です。

見積もり書には、葬儀の内容や料金の内訳が明記されており、後から追加料金が発生しないようにするための保証となります。

また、見積もり書をもらったら、 内容や金額をよく確認しましょう。

不明な点や不満な点があれば、葬儀社に質問や交渉をすることも可能です。

最後に、葬儀費用を支払う際に 節約する方法はあるのでしょうか。

実は、葬儀費用は 相場が決まっていないので、葬儀社や地域によって大きく差があります。

そのため、葬儀費用を節約するには、 複数の葬儀社から見積もりを取って比較 することが有効です。

また、葬儀の規模や内容を見直して、必要なものだけを選ぶことも節約につながります。例えば、以下のようなことを検討してみましょう。

– 葬儀の形式は家族葬や直葬など小規模なものにする
– 葬儀の日程は平日や午前中など割引が適用される時間帯にする
– 葬儀の場所は自宅や公営斎場など安価なものにする
– 葬儀の食事や返礼品は簡素なものにするか省略する
– 葬儀の写真やビデオは自分たちで撮影するか省略する
– 葬儀の司会や進行は自分たちで行うか友人や知人に頼む

葬儀費用は遺族が負担することが多いですが、故人の意思や保険などを確認したり、見積もりを比較したり、内容を見直したりすることで、無理なく支払うことができます。

大切な人を送るためにも、後悔しない葬儀を行いましょう。

また病院で亡くなった場合、葬儀費用はどのように支払うべきか?

病院で亡くなった場合、葬儀費用の支払い方法はいくつかあります。一般的には、以下の4つの方法が考えられます。

  1. 故人の預金を引き出す
  2. 故人の生命保険を受け取る
  3. 遺族や親族から借りる
  4. 葬儀際をカードや葬儀ローンで支払う

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。ここでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

故人の預金を引き出す


故人が亡くなると、その預金口座は凍結されます。しかし、相続人であれば、一定の条件のもとで預金を引き出すことができます。その条件とは、以下の通りです。

  • 引き出す金額は法定相続分の3分の1まで
  • ひとつの金融機関での引き出し上限は150万円まで
  • 引き出しに必要な書類(死亡診断書、戸籍謄本、印鑑証明書など)を揃える

この方法のメリットは、故人の資産をそのまま利用できることです。デメリットは、引き出しに制限があることや、書類を用意する手間がかかることです。

故人の生命保険を受け取る

故人が生命保険に加入していた場合、その保険金を受け取ることができます。保険金を受け取るには、以下の手続きが必要です。

  • 保険会社に死亡届を提出する
  • 保険会社から必要な書類(死亡証明書、遺産分割協議書など)をもらう
  • 書類に必要事項を記入し、保険会社に送付する

この方法のメリットは、比較的早く大きな金額を受け取れることです。デメリットは、保険会社によって手続きや支払い期間が異なることや、遺産分割協議書が必要な場合があることです。

遺族や親族から借りる

故人の預金や生命保険がない場合や足りない場合は、遺族や親族から借りることもできます。この場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 借りた金額や返済期間などを明確にする
  • 借用書や領収書などを作成する
  • 返済計画を立てて守る

この方法のメリットは、手続きが簡単で柔軟に対応できることです。デメリットは、遺族や親族との関係が悪化する可能性があることです。

葬儀際をカードや葬儀ローンで支払う

クレジットカードで支払うメリットは、まず現金を持ち運ばなくても済むことです。葬儀費用は平均で約120万円といわれており、これだけの現金を用意するのは大変です。また、クレジットカードならポイントが貯まったり、分割払いやリボ払いが利用できたりする場合もあります。ただし、利息や手数料がかかることや、カードの限度額に注意する必要があります。

葬儀ローンで支払うメリットは、一時的にお金を用立てることができることです。葬儀社と信販会社が提携している葬儀ローンや、金融機関が提供するローンを利用すれば、返済期間を自分の収入状況に合わせて選ぶことができます。しかし、審査が必要なことや、利息が発生することに注意しましょう。

以上のように、葬儀費用をクレジットカードや葬儀ローンで支払う方法にはメリットがありますが、デメリットもあります。自分の状況に合った支払い方法を選ぶことが大切です。

まとめ

今回は病院で亡くなった場合の手続きと葬儀の流れを説明しました。

身内が亡くなるというのは、誰にとっても辛いことです。

しかし、生前に葬儀社などを予め決めておくことや必要な手続きを早めに済ませることで、いざという時に慌てることなく故人への最後の敬意を示すことができます。

また、自分自身も終活を考えておくことで、自分の死後のことを安心して任せることができます。