こんにちは、終活ブロガーのケンジです。
今回は、50代後半の主婦の方に向けて、「生前整理」についてお話ししたいと思います。
「生前整理」とは、自分が亡くなる前に、自分の持ち物や財産などを整理することです。
ただ、「自分が亡くなる前に」なんて書くとまだ50代の人にとっては「生前整理なんてまだ早すぎなんじゃ?」と思ってしまいますよね。
「生前整理」はただ自分の身辺整理をするだけのもではなく、家族に自分の気持ちを伝えるチャンスであったり、家族と一緒に「生前整理」取り組むことで家族との絆もより深めることのできる手段でもあります。
また、遺された家族に負担をかけないためにも、早めに始めることがおすすめです。
では、どうやって始めればよいのでしょうか?
生前整理の心構え
生前整理をするには、まず自分の気持ちを整理することが大切です。
自分が亡くなった後、どんな形で残したいと思いますか?自分の価値観や思い出を反映させたものにしたいですか?
それとも、シンプルでわかりやすいものにしたいですか?自分の希望を明確にすることで、生前整理がスムーズに進みます。
また、生前整理は家族と一緒にすることが望ましいです。
家族に自分の意思を伝えることで、相互理解が深まりますし、家族も協力してくれるでしょう。
もちろん、家族に負担をかけないように、自分でできることは自分でやりましょう。
何から始めればよいか
生前整理を始めるにあたって、まずは目標を設定しましょう。
例えば、「1年以内に全て終わらせる」「部屋ごとに順番にやる」「不要なものは処分する」などです。
目標を設定することで、計画的に進めることができます。
次に、必要なものと不要なものを分けましょう。
必要なものは、使うものや大切なものです。
不要なものは、使わないものや思い入れがないものです。
不要なものは、捨てる・売る・寄付する・贈るなどして処分しましょう。
そして大事なことが一点あります。
それは、思い出のあるものを「使うも(いる)もの」「使わない(いらない)もの」という基準だけで捨てないようにしてください。
よく考えずに処分してしまった後に後悔することもあるからです。
そして、捨てるべきか悩むときは、一度保管ボックスなどを用意してそこにしまって少し時間が経ってからもう一度判断してみてください。
また、整理するものは形のあるものだけではなくお金やデジタルコンテンツなどのもあるのでカテゴリーで分類することでスムーズに「生前整理」をすることが出来ます。
下のように可視化するのも一つの方法です。
どれくらいの期間がかかるか
生前整理にかかる期間は、人によって異なります。
自分の持ち物の量や整理のスピードによって変わります。
また、家族との相談や感情の整理なども時間がかかる場合があります。
一般的には、数ヶ月から数年程度と言われています。
生前整理には時間がかかるものですが、焦らずにやりましょう。
無理をすると、体や心に負担がかかりますし、家族との関係も悪くなる可能性があります。
自分のペースで進めることが大切です。
どのようにすればよいか
生前整理をする際には、以下のポイントに注意しましょう。
– 自分の意思を尊重する
– 家族とコミュニケーションをとる
– チェックリストやカレンダーなどを活用する
– 専門家やサービスなどを利用する
自分の意思を尊重するというのは、自分が残したいものや伝えたいことを優先するということです。
他人の意見に流されたり、無理に譲ったりしないでください。
自分の気持ちに正直になることで、生前整理が楽しくなります。
家族とコミュニケーションをとるというのは、自分の考えや希望を伝えるということです。
家族に協力してもらうためにも、話し合いや相談をしましょう。家族も自分の気持ちを理解してくれるでしょう。
エンディングノート使ってリストの作成やカレンダーなどを活用するというのは、計画的に進めるということです。
目標やスケジュールを書き出しておくことで、進捗状況や残りの作業を把握することができます。
また、達成感やモチベーションも高まります。
専門家やサービスなどを利用するというのは、効率的に進めるということです。
自分でできないことや困ったことがあれば、終活アドバイザーなどの専門家に相談しましょう。
また、不用品回収や遺品整理などのサービスも利用できます。
まとめ
生前整理は、自分が亡くなる前に自分の持ち物や財産などを整理することです。
遺された家族に負担をかけないためにも、早めに始めることがおすすめです。
生前整理をするには、以下のステップを踏みましょう。
– 自分の気持ちを整理する
– 目標を設定する
– 必要なものと不要なものを分ける
– 処分する
– 家族と話し合う
生前整理は時間がかかるものですが、自分のペースで進めましょう。
自分の意思を尊重しながら、家族とコミュニケーションをとりましょう。
また、エンディングノートやカレンダーなどを活用したり、専門家やサービスなどを利用したりして効率的に進めることも大事です。
生前整理は、家族と絆を深めることのできる機会でもあるので是非取り組んでみることをオススメします。